新年のご挨拶:2026年(丙午)に当たり、年頭の辞
皆様明けまして、おめでとうございます。
午年の今年は、飛躍の年ともいわれており、更なる進歩の機会を得たいと考えております。徳寿会を含めて、我がツツイグループも2000人を超す大所帯となっており、その運営には問題が山積していると考えられます。社会全体を見渡しますと、少子高齢化が人口減を現実のものとなし、日本国全体に云も言われぬ閉塞感、将来への不安感が満ちており、人々の間に焦燥感が抱かれ、そのためストレス過多の状況が続いている現状といえます。今、このような不安感を取り除き、状況を打破するためには何が重要のか検討する必要に迫られております。年末の高市早苗首相の就任は、我々に一寸の光陰を齎したようにも思えます。彼女の立ち居振る舞いから見て取れるのは揺らぎなき信念を持っているように感じられます。言い換えれば、閉塞感を打破する突破口は、一人一人の個人がそれぞれの志(信念)を持つことです。腹中に志があれば、それにより大いなる覚悟が生まれ、問題に対処する糸口が見いだせると信じます。日本人特有の持つ武士道の中に、❝武士道とは死ぬことと見つけたり❞という肥後藩藩士である山本常朝の言葉があります。これは、むやみやたらに死ぬことではなく、死中に活を見出す心を養うこということです。昔から、武士の心がけは❝常在戦場❞と言われておりましたが、常に緊張感を持って物事に接しておれば、❝イザ❞というときに慌てふためくことはありません。
もう一つ、日本人が焦燥感の中で大事なものを見失っております。富貴を求め、贅沢な暮らしを目指すことは、決して悪ではありませんが、現在の日本人の環境が極めて安全で、衣食住に不自由はなく、水も無料であり、さらに発言の自由が確保されております。このような国は世界中見渡しても類を見ないことであり、極めて❝有難い❞稀有な幸せの中にいることを思い知るべきです。日々のストレスから心を病んだり、体調を崩したりする人がいますが、今の日本の有難さを考えれば、自分はすべてのものに支えられていると知り、随分と心が楽になります。職場での環境は、個人の心掛け一つで変わります。❝感謝の念❞を持ち、人々や物事に接することができれば、依り良い環境が生み出されると信じております。最後になりましたが、今年一年、心身の健康管理を最優先することを守るべき課題とし、無駄を省き、決断を先送りしないことを目標に一年を過ごしてゆきたいと考えております。
今年一年の皆様方の幸せと徳寿会並びにツツイグループの更なる発展を祈念しつつ、年頭のご挨拶と致します。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2026 1/7
徳寿会理事長・鴨島病院病院長
浅野 登

